PROJECT
現在行っている活動や過去に関わった活動を紹介しています。
2016年、大学2年生の冬あたりに地元香美町の同級生を中心に声をかけて勢いで結成。
ビジョンは「香美町をもっと狭く!」
もともと地元に関心があったわけではなかったものの、神戸の大学で2年間を過ごす中で、その心境が徐々に変化。
高校まで実際に住んでいた町に対して、一度町を離れてその魅力や課題が客観的に分かるようになってきたときに、純粋に将来地元で自分の当事者意識の向く町に関わりながら生きていけるといいなと思うように。
一方で、なんとなく香美町という単位に実感が湧かない部分も。それは平成の大合併によって旧3町が合併していることもあり、その境界線を越えて同世代と交わることも無かったし、なんとなくその境界線で関係が希薄な気もしていた。
また、将来地元に帰るということに対しては、地元には仕事がない、都会の方が色んなことが出来るなどという大人たちからの声もあり、それについても違和感を感じていた。
であれば、自分たち若者世代が自分たちがいいと思うことを積極的に発信し、まちのことに関わろうとしていこうと考えるように。まちや世代の境界線を越えていくムーブメントを自分たちの世代から作っていくことを目指して、旧3町それぞれからメンバーを集め、5人の大学生で「こねかみ」を立ち上げた。
「足を動かしてまちのことを知り、考える企画を作成すること」をメインに活動。2019年には、2期生に活動を引き継いだ。
2018年3月に香美町の移住定住施策である1泊2日のスタディーツアーの企画を担当。香美町行政、地元NPO、東京のツアーベンチャーと協働しながらツアーを作成。
タイトルは「図書館のないまちに図書館をつくる」
その名の通り香美町には図書室はあるものの図書館がない。そのことについて特に違和感も課題意識も無く過ごしていたが、大学の友達にその事実を話したときにそれが一般的ではないことを知った。それをきっかけに香美町に図書館があることを想像してみると、冬場雪が降るまちのなかでいつでも誰でもおもいおもいに過ごせる場になったり、中高生がまちの外に広がるいろんな世界を知るきっかけになったり、様々な可能性を感じた。
そこで、空き家をレンタルスペースにリノベーションするというプロジェクトの中の一つのコンテンツとして1階の土間スペースをシェア本棚がある図書館スペースに作り替えることを提案。1泊2日で全国各地からのツアー参加者とともに私設図書館を作った。全国各地からツアー参加者が本を持ち寄り、DIYした本棚に本をディスプレイ。まちの中の人とまちの外の人とが本を介して繋がる場に。
移住定住というテーマに対して、「地域の課題解決に関わる経験・まちとの関係づくり・当事者意識醸成」というアプローチで取り組もうとしたチャレンジでもある。
詳細はツアーページをご覧ください。
「自分“らしく”生きたい人で、地域の“らしさ”をつないでいく」をコンセプトに作ったローカルメディア。
就職活動を始めて感じた違和感や、そのころ感じていた地元から仕事が消えていくことへの課題意識などから大学の友人と立ち上げたプロジェクト。
地域には前向きに自分らしく仕事を作る師匠がいる。そして、その地域の中にも外にも今の生き方になんとなく違和感を感じていたり、もっと自分らしい生き方を模索したいと考えている人がいる。
メディアという入口を通じて、そんな両者の出会いを作り、事業承継や空き家問題、人生の師弟関係の誕生など新たな化学変化に繋がる未来を想像しながらインタビュー・執筆・イベント企画などの活動を展開。
2020年にはコンセプトを再考して、ブラッシュアップ。
詳しくはページ内の「しとしとについて」をご覧ください。
いとこと香美町で音楽のイベントをしたいねって話で意気投合したことをきっかけに立ち上げた音楽フェス。
僕自身以前から、音楽に関するイベントをやりたいなとは漠然と思っていたのですが、そこでいとこも同じように音楽イベントをまちでやりたいと考えていたことを知り、計画が動き出しました。
イベントをやりたいと考えるに至った一つ目の理由は、香美町に音楽という共通項で繋がれる人がたくさんいると知ったこと。香美町での活動を通じて、まちの色んな人とのつながりができる中で音楽が好きな人がたくさんいることを知った。土日になると大阪や神戸のライブに参戦する人。バンドを組んで活動している人。ロックバンドが大好きだけど、距離的にも時間的にもなかなかライブに行けない高校生。
二つ目の理由は、まちで活動をしていく中での学びや反省。こねかみとして、走り出して以降、僕たちの世代からまちの地域や世代の境目を越えてまちを繋ぐことをコンセプトにまちに関わるきっかけ作りをしようとしてきた中で、まちへのかかわり方にもっともっと多様性があってもいいのではと思うようになった。まちっていうと急に話が大きくなっちゃって、自分の参加する場所じゃないと思ってしまう人も。「もっと身近な自分の興味から。もっと一人一人のやりたいことから」そんな風に考えるように。音楽という世代も地域も越えられる人間にプログラムされた特別な力でまちをおもしろくしたいと考えた。
僕らの手で作る、手作りのフェス。それが「僕らの武道館フェス」「僕ら」って言葉には誰もが含まれる。音楽だって必ず神戸や大阪に行かないと楽しめないわけではないはず。僕らの手で、楽しく音楽で遊べる場を作ってみよう。僕らの手で、このステージをまちの高校生の目指す場所「武道館」にしよう。そんな思いを込めて。
2019年に、まちの公共施設をDIYして初開催。準備段階から「ワークショップ」や「ご近所ファンディング(寄付の仕組み)」など様々な関わり白を作りながら、当日は200人を超える参加者が集まった。
詳しくは、以下のブログに。