住みたい田舎ランキングなるものがあるらしい。
なかなかおもしろいなと思った。
そこに住む当事者からすればそんなランキングが無くたって既にそこに住んでるわけで、自分のまちが上位にくれば嬉しいだろうが、そうでなければ何とも言えない気持ちになりそうな気がする。
僕はこういうランキングを見て自分の住む場所を決めようと考えるタイプではないけど、このランキングがどれほどの影響力を持っているのか気になるところではある。
個人的にはそこそこ影響力があるのではないかと思っている。その状況をあまり歓迎してはいないけど。
移住というキーワードが流行語になって、人気の移住先なるものができあがっているのは僕も耳にする。
人口減少が叫ばれる中で、前年比で相当な人口増加を見せている自治体があることも知っている。
移住というかなり大きな決断をする上で、そこにどれほど前例があるかとかそういったことが気になる部分は大いになるのかなと思ったりする。
全国に無数にあるまちから自分のベストを探しあてるには相当な労力もかかるんだろうと思う。
そんなとき全国の情報がまとまっていることは大変な助けになるんだろう。
でも、ぞの情報だけではない指標も持ち合わせていてほしいなと思うし、少なくとも僕は持ち合わせてたいと思う。
住みたい田舎の主語は誰なんだろうか。
私事の重大な決断を私を主語に決めていくことが大切な気がする。
東京一極集中は少なからず社会の流れというか圧力があったと僕は今のところ考えているけど、私が主語にならない移住トレンドは結局同じことを繰り返していくことになりかねない。
逆に言えば移住が流行語の今、私を主語に暮らすや生きるを考えるチャンスなのかもしれない。
ランキングや数値では見えてこないところを目を凝らしてみていくムーブメントなら嬉しいな。
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