若者とはどういう人か。

こんにちは。山本修太郎です。


昨日はブログを開店休業させて、怠けたような文章を垂れ流しましたが、それでも読んでくれている人がいて嬉しかったです。


昨日開店休業ブログを書きあげてから、明日は何を書こうかと考えていたわけですが、今日は「若者とは」というタイトルで書いてみようと思います。


あくまでこれは最近の僕の切り口で「若者」というワードで捉えてみると、こんなことを思ったよ、っていう内容です。


いや、若者ってのはこうだよっていう他の見方もあるだろうし、まあ、究極辞書的な意味を言ってしまえば「年の若い者」っていうそれまでなんですが。



僕は「最近の若者は~」みたいなラベリングには意味は無く、若者なんて一括りには出来ないって考えを持っています。


でも、その一方で、若者論的な研究は凄く興味があって、その領域の本を読むのが好きです。


だから、以前のブログでも1冊本を紹介しましたが、社会学者の古市憲寿さんが好きです。

(先日古市さんが地元に来ていてここ最近で一番興奮しました)

僕は普段大学っていう同世代のコミュニティにいることに加えて、地元で大人の人とお話することも多く、それもあってか若者である自覚を何となく持っています。


だから、視点としても若者として地域でどんなことが出来るんだろうとか、そんな視点で物事を考えがちな気もします。


そんなこんなで若者という分類に興味があって。


最近世間では渋谷のハロウィンがニュースになっていますが、その際にもインタビューを受けているおばちゃんが「最近の若い人は何をするか分からない」みたいなことを言っていて、若者である自覚のある僕は何とも言えない気持ちになりました。笑


ただ、そんな話はよくて。



今日はそういう単に年齢で若者を定義する以外の切り口で若者とは?とか、若者の役割とは?みたいなことを少し書きたい。



結論から言うと、最近の僕の切り口から言うと、若者とは文化をつくる役割を持つ人なのではないかなと思っています。


こんな風に考えるようになった背景には、僕が地元に関わりつつ考えていることから来ています。


地元に魅力や可能性を感じ、アクションを起こしながら勉強していく中で、僕の地元を始めとしていわゆる田舎と呼ばれている地域の潜在能力は、いかに文化的な面白さをつくれるかみたいなところにあるような気がしています。最近の僕は。




こう考えるもともとのスタート地点は、今年の3月に香美町の移住定住スタディーツアーを企画させてもらったところにあります。


僕は、その企画を「図書館のないまちに図書館をつくる」というテーマに設定しました。



ツアーのテーマについて簡単に説明します。


香美町には独立した図書館がありません。(図書室はある)


このことに僕は特に違和感は持っていませんでしたが、大学の友人とそんな話をしていると、それが結構珍しいことらしいということを知りました。そして、友人は小さいころから図書館に入り浸って本を読んで遊んでいた話を聞かせてくれました。そこから、図書館がもしまちにあればどんないいことがあるのか考えてみると、それは子供の遊び場にもなるし、高校生の勉強の場にもなるし、お年寄りの憩いの場にもなるし、何よりまちの人の知の集積の場になると分かりました。そして、本を読む文化のあるまちには質の高い文化が蓄積されるのではないかと。


でも、僕らには図書館をつくるお金もチカラも無い。そこでツアー参加者で本を持ち寄り、1泊2日でまちのなかにシェア本棚をつくろう。そして、まちに本を読む文化を根付かせようっていうのが企画内容でした。




ツアーでは図書館をテーマにしましたが、地域には美術館や映画館、ライブハウスなど文化を生み出す空間が存在してなかったりします。

(その代わりに地域ならではの文化をつくり出す場もある)


そして、それを自分たちの手でつくり出せるだけの余白や繋がりがある気がしていて、そこに地域の潜在能力があるのではって思っているわけです。



で、話は戻りますが、その文化をつくることが出来るのが若者なのではないかと思っているし、日本でも世界でも様々な文化を若者と呼ばれる人が作ってきた歴史もあります。



渋谷のハロウィンだって、ほら!!笑



だから、僕の切り口で見ると、年齢が高くてもエネルギッシュで文化を発信している人は若いって思う。実際に地元では40代でも年配の人には若いなあって言われるって聞いたことがあるし、この前は60代でも言われることがあるって話を聞いた。笑

(でも、たしかに僕も若さを感じた)


おもしろい文化をつくることは市民の手にかかっているはずだし、文化ってそのまちの空気やにおいみたいなアイデンティティだと思う。そして、そのアイデンティティを感じられることがまちの誇りに繋がるはず。


そんなことを考えながら文化をつくる若者としての自負を共有しながら、いろんなバックグラウンドの人と関わり合いながら、身近なところからおもしろくしたいなって思うし、僕の弟みたいな密かにエネルギーを隠してる若者にそのおもしろがる文化を連鎖させられれば楽しいだろうなと思う。


何歳までが若者で、何歳以上が高齢者とかじゃない。みんな若者、みんな思春期!!

(ちょっと言い過ぎか。)



気持ちいい形でエネルギーを発散させる。そんな企てをする。



今日はここまで。





山本修太郎

山本修太郎のブログやら普段やっている活動に関して発信するためのページ。

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