ワークライフバランスに対してワークとライフが溶け合うということ


社会人1年生も後半戦に突入して久しい中、社会人1年生になってから止まってしまっていた活動がちょっとずつまた動き始められそうな気配がある。

ワークライフバランスという考え方、つまりは、仕事の時間とプライベートな時間のバランスを取ろうとする考え方が一つの潮流としてあるっぽいが、もっとワークとライフが溶け合うような形があるのではないかと思う。

(僕の友達は僕より早くこのことに気づいていたらしく2年くらい前からそんなことを言っていた記憶がある、さすがだ。)


2年ほど前から始めている「しとしと」のような活動は、仕事とも言えないし、かと言ってプライベートかと言われるとうーんって感じで、ワークでもライフでもないような、ワークでもライフでもあるような、ワークとライフが溶け合っているようなそんな感覚のものだ。

社会人になって仕事を始めて、1日の大半を仕事をしながら過ごす中で、その残りの時間を自分のプライベートな自由な時間として過ごしているときの自分の状態と、その残りの時間をプライベートな時間を持ちつつ、このワークとライフが溶け合う活動の時間に充てている自分とでは後者の方がどこか楽しかったり、気持ちが良かったりする。もっとシンプルに言えばおもしろい。


物事を捉えようとするとき、2つの対立する構造として単純化するのは理解しやすいけれど、実際にはそんなシンプルなものは珍しい。性別も、階級も、思想も今や二項対立では語れない。そして、語れないことが大事なんじゃなくて、二項対立で語られるような単純な話ってシンプルに面白くない。その2つの間に広い世界が広がっていて、その2つが曖昧に溶け合っているような場所が面白かったり、心地よかったりするのではないか。


パブリックとプライベートだってそう。そこにはっきり線を引くことより、家の縁側のようなプライベートと地域社会が曖昧に溶け合うラインが面白かったり、心地よかったりするし、政治家のような公的な立場と言われる人だって、公的な言動と私的な言動の間の曖昧な言動に惹きつけられたりすることがある。


ここまで書いて結局何が書きたかったのかわからなくなってきたけど、最近の興味はこういったことにあって、実践としてもこのあたりを突いていくことをやっていきたい。何より、大好きな友達と一緒に、仕事とも言い切れないし、遊びとも言い切れないみたいな微妙なラインのことをやっている時間がなかなか楽しくて好きだから、ワークに偏りがちな社会人生活の中、友達と一緒にワークとライフ溶け合うことをやってみたいと思う。春が待ち遠しい。

山本修太郎

山本修太郎のブログやら普段やっている活動に関して発信するためのページ。

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