久しぶりに何か書きたい欲求に駆られて、ブログを開いたものの、何か特段書きたいことがあるわけでもなく、近況報告的に何かあったかと回想すると、ラジオを始めたことがあった。ので、そのことについて書く。
今回ラジオを始めたのは、かれこれ活動が3年を迎える「しとしと」として。
気の置けない友達であった仙台出身のシティボーイ芝田くんを誘って、地元香美町を中心に、いろんな人のもとに足を運んで、言葉をつくるという取り組みであった「しとしと」も、僕と芝田君が社会人になったり、いろんな環境変化の中で、活動を再設計しようという話になった。
その中で、改めていろんな話をし、さあ、これからまた足と手と頭を動かすぞと思った矢先に予期せぬ感染症の流行。僕は東京から出られなくなり、いろんな企みは延期に。
とはいえ、再び戻ってきた芝田君とのおしゃべりの時間。正確に言えば、おしゃべりと議論と漫才の中間のような時間。なんだかんだで大学1年生の時からこの時間は続いており、時には政治について、ときにはお金について、ときにはポテトサラダについて語り、価値観を磨く時間になっている。価値観を磨く時間というか、正確に言えば、価値観という見えない物体にいろんな方向から光を当ててみて、光り方を観察するような時間といった感じかもしれない。
その時間は、とても貴重で、終わってから、その間に発せられた言葉たちが空中に浮遊していってしまうのがもったいなく感じられることも多々。
だから、ラジオにしてそれを保管しようというのがラジオを始めたきっかけ。
これまで、逃がしたくない言葉を文字に保管する取り組みをしてきた「しとしと」が、逃がしたくない言葉を音に保管する取り組みにトライしてみるという意味合いもある。
そのあたりのことは芝田君がコラムに書いてくれているので、ご一読ください。
「しとしと」としても、僕個人としても、これまで通り、言葉を媒介にしながら、地域のこと、暮らしのことを考えていきたいと考えていて、さらには、地域を、暮らしを、より豊かにしていくような具体的な取り組みにも踏み出したいと考えている。
コロナでステイホームしている期間中、「しとしと」として、作戦を練り、水面下で仕掛けを張った。早くそのことについて口外したくてたまらない精神状態でありつつ、まだ口外するに早いと思われるので、引き続きお口にチャックをしておく。
お口のチャックが壊れたら、文字でも音でも存分に、いろんなことを口外できればと思っている。お口のチャックが壊れるのは、秋口になるのかなぁ。
何が書きたかったかというと、ラジオ始めたので、良ければ聴いてみてねっていうこと。
そして、コメントやメッセージもお待ちしています。小学生のころからラジオが好きだった身からすると次のステップは、リスナーからのメッセージを読むことだろうと思っているので。ヘビーリスナーになってください。
リンク貼っておきます。Spotifyでも聴けます。検索してみてね。
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