小学6年生の僕は町長に手紙を出した小学生のとき僕の学校には車椅子の先生がいた。理科の先生。その先生は階段移動ができず、1階の職員室から2階の理科室へ移動するときは給食のコンテナを運ぶエレベーター(リフトって呼ぶ方が正しいかも)に乗っていた。そのエレベーターは、あくまで給食のコンテナを運ぶためのもので、人の移動のためのものではない。照明もついていないそのエレベーターは、寒くて暗くて、小学校6年生の僕にはとても乗って移動できるものには見えず、怖い空間に思えた。なんで小学校にエレベーターをつけないんだろう。小学6年生の僕はそう思った。エレベーターがあれば、車椅子の先生は安心して移動できる。そんなアイデアを担任の先生は「うんうん」と聞いてくれて、「エレベーターがあったら車椅...12Mar2022思考の水たまり地域のこと