こんにちは。山本修太郎です。
今日のトプ画にしている写真、結構気に入ってる写真で「たばこは地元で買いましょう」という名言が好きです。
今日はお金に関して最近考えたことを少し書こうと思います。
比較的僕はお金では評価できないものがある、とか、経済性以外の指標で見ないといけないことがある、とか、そっち系の意見を述べることが多いタイプな気がするんですが、今日はお金のいい面を積極的に話す内容になるかと思います。
話は若干逸れますが、人との付き合い方みたいなことに関しても、僕は出来るだけ人の良い面を見ていく方がハッピーだと思っていて、そのように考えるようになった中学2年生の冬からほとんど人に対して怒っていません。笑
ということで、今日はお金のいい面を見ていきます。
そもそも、このテーマを書こうと思った背景に、僕自身の最近の関心事があります。その最近の関心とは、今までやってきた地域での活動の次のステップとして、いかにお金を介在させて継続性を持たるかということです。
これまで、「こねかみ」や「しとしと」で行ってきた活動は基本的にはボランティア的なもので、ほとんどお金をいただくことのない形で行ってきました。
もちろん、それでも活動は回っていたし、現状何かお金がたくさん必要な大きな活動を考えているわけではないんですが、長い目で見たときに、僕や団体としても、地域としても、活動の回転に伴ってお金も回るような仕組みを考えることに意味がありそうだと最近思えてきました。
お金には様々側面があると思いますが、何かをするにあたってお金の存在意義を考えると、一つ大きな存在意義として継続性の強化みたいなことがあると思います。
これまでの活動でも、ボランティアで活動が回っているとはいえ、僕を含めたメンバーは交通費は自費で出してきている部分があったりします。最近は交通費や活動費を支援してくれるような仕組みへの参加をし始めていたりもしますが、それも永遠に続く仕組みではありません。また、イベントに社会人の方をお呼びするにあたっても、社会人の方のご厚意に甘えて対価をお支払いできずにいて、申し訳ないなと感じることも多々。
地域で活動する団体への補助金などをあてにするのも手ですが、先ほども述べたそれが永遠に続くわけではないということを考えると、時間稼ぎ的に継続性の話を棚に上げて活動を続けて、結局どこかのタイミングでこの論点を考えなければならないときが来る気がします。
この、構造どこかで聞いたことあるような。。。
市町村の話でも同じようなことが言えるかもしれないです。合併の特例補助金をもらっても、それが無くなるタイミングはいずれくるわけで、そうなれば結局自立してまちのことはまちのお金でどうにかしないとって考えるタイミングはやってくる。
そんな風に考えてみても、やはり、少しでも住民主導の活動の中でもお金を回す意識が必要だと思うし、そうやって勉強していきながらまちは賢くなっていくのかなとも思ったりします。
まちのために何かしようと考える時に、自腹を切らなければならないという構造を何とか脱却していくためにも、草の根からですが、僕が実験台的にその仕組みづくりにチャレンジしていきたいなと思います。何とか年度内に「こねかみ」「しとしと」で少額でもお金が回る活動を生みたい。
そして、そうやってお金が回るとこれまで感謝を目に見える形で伝えられなかった人にも感謝を伝えられるし、自分たちも、自分たちのしていることの価値を再認識できるのではないかなと思っています。
色んな地域で今後のまちの未来のために産業振興や起業家育成をポイントに挙げていますが、お金は回るもので、お金が回る動きの循環が伝播していかない限り、産業振興も起業家育成もなかなか現実味の無い話になってしまいそうな気もします。
お金稼ぎは悪いことではないし、いい活動には積極的にお金が動く仕組みがついていくべきではないかと思います。
色んな規則や制約条件にぶつかりながら、地域でお金の動く地域活動をしていくことの難しさも実感している今日この頃ですが、何とか1円でも経済を動かせるようにできればいいなと思います。がんばってみます。
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