想像することと優しさのいい関係

人のすごいなと思うところに、実際には見えていないものを想像できるところっていうのがある。


これはヒトの特異な能力だと聞いたことがある。本当かどうかは分からないけど。


人は一人では生きられないって言葉も、人は結局は孤独で一人だって言葉も、どちらも聞いたとがある。どっちなんだろう。


僕はどちらも正解だと思う。


一人じゃ生きらんねえなと思うこともあれば、ふとしたときに自分以外は結局突き詰めていけば他人で自分は一人だなと思うこともある。


こんなことは僕だけが思うことなのか、みんなが一様に感じていることなのかは分からないけど、少しは共感してくれる人がいそうな気もする。


僕が人間で良かったなと思うのは、一人の時に今は目の前にいない人のことを想像して一人じゃないなぁって思えるところ。


そもそも自分が人間じゃなかったら、今一人だなぁとか余計なことを考えずに済むのかもしれないけど。


遠距離恋愛なんて人間にしかなせない業なのでは?って思う。


ヒト以外に遠距離恋愛をする動物がいるのかな、研究している人がいれば会ってみたい。


まあ、いずれにせよ人間に生まれたという変わらない事実がある以上、一人のときに今は目の前にいない人のことを想像して一人じゃないなぁって思えるこの能力には感謝したい。


目の前にいない人のことを想像することは自分を優しい人間にさせてくれているような気がする。


表面に現れている、目の前に見えていることよりもっと奥深くのところを想像しようとすることで、相手をより深く思いやれる。


そう思うと、会えないってのも捨てたもんじゃない。


その会えないっていう瞬間が他人を思いやる瞬間だったりするわけだから。


せっかくだったら人に優しくできる人間に成長していく、その方向での成長が嬉しいタイプだったりするし。成長するにつれて怖くなったりすごく威厳が出て、話しかけづらい感じになる人に僕は委縮するタイプの弱虫人間なので、余計自分は優しく成長したいって思うのかも。


そういえば、僕の両親も遠距離恋愛だったとか。


それも僕の想像を絶する期間の。


もしかしたら、僕には「遠距離恋愛のような遠くの会えない人に思いを馳せたり目の前に見えているもの以外のことを想像して優しくしようとするDNA」があるのかもしれない。


これは過信だけど。笑


まあでも遺伝ってすごいって言うから、もしかしたらあり得ない話でもないのかもしれない。


これもまた研究している人がいるなら会ってみたい。


2018年もエンディングが近づいてきてる感じがするなか、今年1年僕の優しさはどれくらい成長したものかと振り返ってみることにします。


現場からは以上です。



山本修太郎

山本修太郎のブログやら普段やっている活動に関して発信するためのページ。

0コメント

  • 1000 / 1000