僕らの武道館フェスという企みの先に


こんにちは。


山本修太郎(@shutaro_same)です。


2週間ブログのお休みを終え、個人的には多忙な期間を超え、かなり落ち着いた日常に入ってきました。落ち着いて色んなことを考える時間があり、ブログで書きたいことがたくさん頭に溜っている状態です。


思考の水溜まりが大きくなってきました。


そんな中で今日は、1週間ほど前に無事に終幕した「僕らの武道館フェス」について書こうと思います。




僕らの武道館フェス(以下、僕フェス)について知らないわって方はこのブログから読んでもらえるといいかもしれません。



僕フェス自体の中身や当日の盛り上がりについては僕が落ち着いてブログで書くよりも、TwitterやFacebookで「#僕フェス」と検索してもらう方が伝わると思うので、今日は僕なりに感じたことや僕なりの展望のようなものを書けたらいいなと思っています。


僕フェス当日、ボランティアスタッフや出演者の方々を含め総勢200人が香住文化会館に集まりました。これはきっとすごいことなんだろうなと思っていて。


僕フェスの開催にあたっては香住文化会館という場所に一つのこだわりを持っていました。香住文化会館はまちの公共施設。それも「文化」と名の付く素敵な施設です。


でも、本当にそこでまちの文化をつくるような仕掛けをもっともっとやれれば僕らの暮らしはもっと楽しいんじゃないかという思いが少なからずあった。しかも来年度からは耐震工事に入ってしまい、現存の施設は大きく姿を変えるだろうということも分かっていました。


もっともっと、あの場所を僕らが使える場所にしたいし、僕らが目指すステージにしたい。実際に、昔はそうだったとも聞いています。そんなノスタルジーではなく、ほんとにやってしまいたい。


そうやって考えた「僕らの武道館フェス」


まさに当日、そこは僕らの武道館だったと思う。


小さな子供から高校生、大学生、社会人、おじいちゃん、おばあちゃんまでがそれぞれの関わり方で会場に関わり、一体となってその場をつくりだす。


そこには世代間の対立も、男女の違いも、立場の違いも肩書もない。あるのはその人ひとりひとりと音楽だけ。


公共施設ってだれのためにあるの?公共って何?


公共(public)って言葉は誰も拒まない、線引きせずに開かれた場所って意味です。


まさに当日、そこは公共施設だった。


このまちで生きていると、このまちが最高だって思える日もあれば、このまちはおもしろくないって思う日もある。高校に通ってれば、この高校最高に楽しいって思う日もあれば、こんな高校最悪だ、楽しいことなんて何もないって思う日もある。


でも、それが暮らしていくってことだろうし、生きていくってことだろうし。


そんなことは置いておいて、僕フェスの5時間だけは、とにかく最高に楽しかったって思えるだけで十分だと思う。


そうやって自分の手で、みんなの手で、暮らしの数時間、数分を面白くしようと声を上げて動いてみることに意味があるし、その積み重ねの延長に幸せみたいなものがある気がした。


僕は実行委員長という名前を当日つけていたけど、それは名ばかりのもので。実行したのは本当に準備の段階から支援していただいたたくさんの人たち、当日足を運んで一緒に楽しめた人たち。みんなが実行委員長。


今回の一回きりで僕フェスは終わらない。


僕フェスを終えて、たくさんの高校生が次もやりたいと言っていた。


やりたいっていう声がある限り僕フェスは生き続けられるはず。


やりたいって声だけでやってしまったイベントなので。僕フェスまたやりましょう。


よろしくお願いします。


以上。


山本修太郎

山本修太郎のブログやら普段やっている活動に関して発信するためのページ。

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